英語の知識㉑関係詞

こんにちは。

 

最近「前置詞」や「冠詞」など

細かい英語知識を攻めてばかりだったので、

 

今回は英語学習における王道中の王道、

 

「関係代名詞」について書こうと思います。

 

 

この「関係代名詞」は中3の夏くらいに学習する、

 

中学英語の「最終ボス」的な単元で、

 

英語が苦手な子にとっては特に厄介に感じるものです。

 

これは私の母が好きな花だ。

 

This is the flower which my mother likes.

 

 

厄介に感じる点としては、

 

①そもそも修飾語という言葉がイマイチピンとこないし、よく分からない

 

②「先行詞」、「主格の関係代名詞」、「目的格の関係代名詞」など、

 関係代名詞を習う時に出てくる言葉が難しい

 

などでしょうか。

 

 

①の「修飾語」については

 

この関係代名詞だけでなく、

不定詞や分詞にも関わる部分で、

 

この点については英語というより

まず日本語で修飾語というものを理解し、

それを文中で見抜けるようにならないと

厳しい点ですね・・・。

 

 

②についてはぶっちゃけ

関係代名詞を理解する上では覚えなくてもいい言葉です。

日本の教科書が英語を勉強する上で作った言葉であって、

英語話者が「先行詞」とか「主格の関係詞」とか

意識しているはずがないんです。

 

ただ教科書や参考書には必ず出てくる言葉なので、

普通に勉強していれば「覚えざるを得ない言葉」って感じですね。

 

 

今回はそういったややこしい言葉とか抜きにして考えていきたいと思います。

 

 

まず、中学文法で関係代名詞として主に習うのは3つです。

 

who、which、that これが基本。

 

 

whom を勉強した子もいるかもしれませんが、

今、日常的には全てwhoが使われているため、

中学文法ではもはや覚えなくても良い言葉と

なりつつあります。

※高校英語では一部whomは必要です。

 

whose は中学の教科書には登場しません。

しかし長野県の場合、

日大高校など私立を受ける場合は試験に出るので、

塾や参考書を使って勉強しなければいけません。

 

 

てことで、今回はwhomとwhoseは置いといて、

who、which、thatについて。

 

 

こんな風に使います。

 

This is the girl who can speak Spanish well.

(こちらがスペイン語を上手に話す女の子です)

 

This is the flower which my mother likes.

(これは私の母が好きな花だ)

 

The boy that I met at the station yesterday was Bob.

(私が昨日駅で会った少年はボブだ)

 

これらの文を見た時、

 

関係代名詞をまだ勉強していない子は

 

え、whoとwhichって「誰?」とか

「どっち?」っていう疑問詞じゃないの?(-_-;)

 

thatも「あれは」っていう意味だよね?(-_-;)

 

と最初感じると思います。

 

 

そして既に「そういうもんだ」と関係代名詞を勉強し、

普通に使っている子にとっても不思議じゃありませんか?

 

なぜ関係代名詞としてwhoやwhichやthatが使われるのか?

 

 

ちゃんと理由があります。

 

そもそも疑問詞として使うwhoやwhichと、

関係代名詞として使うwhoやwhichも本質は一緒だからです。

 

 

まずwhoから見ていきましょう。

 

whoは皆さん知っている通り、「誰?」という意味ですよね。

 

これを元に上の例文を分解してみると、

 

This is the girl(こちらがその女の子だよ)

who(誰かっていうとね)

can speak Spanish well.(スペイン語を上手に話せるんだ)

 

これを日本語の語順に直せば、

 

→こちらがスペイン語を上手に話せる女の子です。

 

ね。

 

whoは疑問詞だろうが関係代名詞だろうが意味は一緒なんですよ。

つづいてwhich。

 

This is the flower(これがそのお花だよ)

which(どれかってうとね)

my mother likes.(私のお母さんが好きな花だよ)

 

→これが私のお母さんが好きな花です。

 

 

このように、whoは元々「誰?」と人を導くための言葉、

whichは「どれ?とっち?」っとモノを導くための言葉であり、

 

the girl(女の子)

→ who(誰かっていうと)・・・  や

 

the flower(花)

→ which(どれかっていうと)・・・のように、

 

後ろに情報を付け足しているに過ぎないんですね。

 

※ちなみに

「女の子」の文では「主格の関係代名詞」、

「お花」の文では「目的格の関係代名詞」

の例文を挙げました。

 

しかし、このように考えれば

「主格」や「目的格」など

イチイチ厳密に使い分ける必要なんて

そもそもないことが分かります。

 

ただテストの問題を解くには

必要な知識なので教えますけどね

・・・( ;∀;)悲しい

 

 

 

以前にも書きましたが、

英語は文のメインとなる骨格に

情報をどんどん付けて足していく言語です。

 

 

日本語では

 

こちらがスペイン語を上手に話せる女の子です。

 

のようにいかなる修飾語も被修飾語の前に置きますが、

 

英語では追加情報は後ろに付け加えるんです。

 

This is the girl who can speak Spanish well.

      →誰かっていうと・・・

 

この情報を付け足すという感覚にいち早く慣れて下さい。

 

いつまでも

 

「who以下のカタマリがthe girlを修飾して…」

 

とやっていてはダメです。

それは英語を日本語の語順に当てはめる作業。

 

英語話者にとっては「who以下」は修飾語ではないんです。

 

あくまで追加情報という感覚で捉えていかないと、

 

英語を英語として捉えることはいつまで経っても出来ません。

 

※この感覚を養っておかないとリスニングで困りますよ。

リスニングはリーディングと違い、前の文を見返すことは出来ませんからね。

左から右へ、英文が流れた通りに解釈していかないといけないんです。

 

 

では最後にthat。

 

thatのコアイメージは「指し示す」です。

手をひょいっと挙げて「➡」のように

紹介するようなイメージです。

 

That is my father.

(あれが私の父だよ)

 

上の例文は指示代名詞のthatですが、

これが接続詞だろうが関係代名詞だろうが

本質は一緒です。

 

I know that he loves me.

(私は彼が私のことを好きだと知っている)

 

キュンキュンしそうな例文ですが

(-_-;)なぜこれを挙げた?

 

分解すると

 

I know(私は知ってるよ)

that(ひょいっと紹介➡)

He loves me(彼が私のことを好き)

 

これは接続詞として使われるthatですが、

分かりますか?

この「ひょいっ」っと後ろに続く文を紹介するような感覚。

 

以前紹介した「to」と似ているんですが、

感覚的には「➡」みたいなものです。

 

I know that(何かって言うとね➡)…

 

こんな感じ。

 

「to」の場合、後ろに名詞・動名詞・原形不定詞が来ますが、

「that」の場合は主語・動詞が来る、という違いだけです。

 

 

ここまでの感覚が理解出来れば関係代名詞も簡単。

 

The boy that I met at the station yesterday was Bob.

 

分解します。

 

The boy(その男の子はね)

 

that(どんな人かというと➡)

 

I met at the station yesterday(私が昨日駅であったんだ)

 

was Bob.(ボブだったの)

 

→私が昨日駅で会った少年はボブだ。

 

ちなみにthatは「あれは・・・」、

「あちらは・・・」とモノでも人でも指せますよね。

 

だから「先行詞は何でもいい」って学習するんですよ。

 

 

はい、どうでしたか?

 

関係代名詞をまだ学習していない子も何となく分かりましたかね?

 

とりあえず、

関係代名詞というイカツイ名前がついていますが、

 

who「誰かっていうとね・・・」

 

which「どれかっていうとね・・・」

 

that「何かっていうとね・・・」

 

と情報を付け足しているに過ぎない、

 

という感覚が理解出来ましたか?

 

今年の4月で中3になった子にとって

最初は戸惑う単元かと思いますが、

この記事のことを忘れないで下さいね。

根っこはとてもシンプルなんです。

 

 

関係代名詞をすでに学習済みの子達は

改めてこの情報追加という感覚で

これからは向き合って下さいね。

※whereやwhenなど、

関係副詞もやってることは一緒ですから。

 

 

今日はこの辺で。

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