こんにちわ。

 

今回も前置詞シリーズです。

 

前置詞は奥深くて面白いですね。

 

この記事を書くとき、

私の頭の中の知識を総動員するとともに

色々な文献やサイトを参考にするんですが、

 

その調べものをしているなかで、

私が知らない新たな情報があったり、

 

「あ~、確かにそうだよね(゚Д゚)ノ」

 

と自分が今まで知っていた知識が

繋がっていく瞬間が度々訪れます。

 

 

今回は前置詞「to」について。

 

「to」のコアイメージはとてもシンプルです。

 

一番簡単な例でいくと、

 

I go to school on foot.

(私は徒歩で通学しています)

 

この文を

 

I go ➡ school on foot.

 

「to」を「➡」に代えても何となく意味が分かりますよね?

 

こんな感じで、

 

前置詞「to」のコアイメージは

「到達点への方向(➡)」です。

 

 

「to」を使う代表的な表現として「listen to」がありますが、

 

人の話にしろ、何かの放送にしろ、

 

注意して聞くときは

「その音の方向(到達点)へ意識が向いている」はずです。

 

 

また、

 

The shop is open from 10 a.m to 6 p.m.

 

は「6時まで」という「到達」を表していますね。

 

 

To my best knowledge, …

(私の知る限りでは)

 

これも「私の知識の限界点」への「到達」という意味です。

 

 

 

少し紛らわしいのが「~にとって」を表す「to」です。

 

例えば、以下の2つは何が違うのでしょうか。

 

①English is important to me.

 

②English is important for me.

 

 

両方とも同じような意味ですが、

 

やはり「to」と「for」、違う前置詞を使っているので

少し違ったニュアンスになります。

 

①の文は

 

English is important ➡ me というニュアンスなので、

 

明確な理由などなく、

一般的観点や立場から「英語は大切」と言っているだけです。

 

 

それに対し、

 

②の文で使われる「for」には「目標」、

「代償・交換」のイメージがありましたね。

※詳しくは以前の記事をご覧下さい

英語の知識⑭前置詞for

 

つまり、「English is important for me.」という発言者の意図としては、

 

「英語は大切」という発言の裏には

 

「それと引き換えになる目標や理由」が存在しているのです。

 

English is important for me because I want to be an interpreter in the future!

(英語は大切、なぜなら将来通訳になりたいんだ!)

 

このように、「for me」とする場合は、

 

「なぜなのか」という「引き換えになる目標や理由を述べる」のが一般的であるとされます。

 

 

またこの「to」は後ろに不定詞を置く場合もありますよね。

 

※ちなみに、「不定詞」とは「to + 動詞の原形」ではありません。

中学生には分かりやすく、そのように教える場合もありますが、

正確には「動詞の原形」の部分だけを「不定詞」と呼びます。

 

よって、「to + 動詞の原形」は、「to 不定詞」が正しい呼称です。

 

高校生になると「to」の付かない「原形不定詞」という言葉が出てくるので、

今のうちに頭に入れておきましょう。

 

 

その「to 不定詞」の「to」も「前置詞のto」とコアイメージは一緒です。

 

「to」の後に「名詞・動名詞」が来るか、「動詞の原形」が来るかの違いだけです。

 

 

中学生のうちに「決まり文句」のように勉強する

「to 不定詞」の表現にも、ちゃんと「to」のコアイメージは生きています。

 

 

例えば、以前紹介した「be going to do」は、分解すると

 

be(存在している)・going(進んでいる途中)・to(~に向かって)・do(する)

 

→「~する方向に進んでいる状態で存在している」

 

→つまり、「~するつもりだ」という意味になります。

 

 

また、「have to do」は、分解すると

 

have(状況を抱えている)・to(~に向かって)・do(する)

 

→「~する方向に状況を抱えている」

 

→つまり、「~しなければならない」という意味になります。

 

 

また中学生の時に「不定詞三用法」

(正確には「to 不定詞三用法」)を学習しますよね。

 

名詞的用法(~すること)、

副詞的用法(~するために)、

形容詞的用法(~するための、すべき)

 

と教わることが多いですが、

 

ここでも、

 

「to」は単なる「➡」で、情報を付け足しているに過ぎない

 

という感覚で文を捉えることが大切です。

 

 

I want to go hiking tomorrow.

 

→I want(私は欲している)➡(何を?) go hiking tomorrow(明日ハイキングに行く).

 

→私は明日ハイキングに行きたい。

 

 

I went to Tokyo to see my friends.

 

→I went(私は行った)➡(どこに?) Tokyo(東京)➡(なんで?)see my friends(友達に会う)

 

→私は友達に会うために東京に行った。

 

 

I have a lot of things to do.

 

→I have a lot of things(私はたくさんのことを抱えている)➡(どんな?)do(する)

 

→私はたくさんのすべきことがある。

 

 

このように、「to」をひたすら「➡」の感覚で捉え、

 

文脈により様々に解釈出来るようになれば、

 

長文を読む速度が圧倒的に増します。

 

 

この「to」の持つ「到達への方向(➡)」というコアイメージから、

 

「to 不定詞」は一部例外を除き、「未来志向の表現」になる、

 

ということにも繋がるんですが、

 

それはまた回を改めて説明したいと思います。

 

 

とにかく、「to」は「到達への➡」(-_-メ)キリッ という感覚を大切にして下さい。

 

 

今日はこの辺で。