こんにちは。

 

私はよくこのブログ上で

 

英語を学習する上ではコアイメージを理解することが大切だ。

 

ということを強調し、

 

学習者の皆様に少しでも役に立てるよう、記事を書いています。

 

生徒の中には「毎回読んでます( `ー´)ノ」

と言ってくれる子もいて、

私のモチベーションも上がるわけですが、

 

 

私は「コアイメージを理解すること」と並行して、

もう一つ、特にテスト勉強や受験勉強をする学生の皆さんに

伝えておきたいことがあるんですね。

 

 

それは、「暗記の重要性」です。

 

 

昨今の日本の英語教育改革が叫ばれる中、

 

これまで「暗記中心型の勉強」で

学力を測定していたことを反省し、

 

「スピーキングやライティングも積極的に取り入れるべき」

 

という風潮が高まっています。

 

 

私はよく生徒に学校の学習進捗を聞くために、

 

「今日は学校で何を勉強したの?」

 

と聞くんですが、その解答として

 

「ディスカッションやった」

 

「映画を見てその感想を英語で言い合った」

 

「なんか英語で発表した」

 

などの返事がここ最近

非常に多くてビックリしています(゚Д゚;)

 

これらも恐らく英語教育改革の一環として

学校がそういったタイプの授業を

積極的に取り入れているからだと思います。

 

 

しかし、生徒からは

 

「楽しかったー( *´艸`)」

 

「勉強になったー( *´艸`)」

 

という反応は今まで一度も聞いたことがありません。

 

 

基本的には

 

よく分かんないけど、、、なんかやった(´-ω-`)

 

くらいの反応です。

 

学習者にとって、

その学習内容の意図や目的が「よく分からない」まま

指導されることは大きなストレスになると私は思うんですが、

学校のカリキュラムに子供たちは逆らえません。

 

だからこそ、私の元にレッスンを受けに来る生徒が

多くいる現実があるのだと思います。

 

 

こういった「発信型」の授業も、

総合的な英語力を高める上では確かに必要なのも事実です。

 

英語の本来の姿は「言語学習」であり、

 

言語を学ぶからには「人とのコミュニケーション」を

最終目標にするのは当然だと思います。

 

 

しかし、言語学習の土台部分を疎かにしたまま

 

「英語のシャワーを浴びさせる」や

 

「とにかく英語を話させる」といったことをやったところで、

 

コミュニケーションのための英語力が向上するとはとても思えません。

 

 

ここからは私自身の経験について少しお話をさせて下さい。

 

 

私のプロフィールのところにも書いてありますが、

 

私が本格的に大学受験勉強を始めたのは高校2年生の夏前です。

英語についてはbe動詞、一般動詞から勉強を始めました(゚Д゚;)

 

それまでは定期テストで全学年280人中、

270番台だった記憶があります。

 

そこから猛烈な勢いで勉強を始めたため、

 

英単語や日本史や漢字など、

とにかく暗記出来るものは死ぬ物狂いで覚えました。

 

今でこそ、

「コアイメージ」という言葉を使っていますが、

受験時代の私はそんなもの意識したことはありません。

 

また、私の学生時代、

携帯は折り畳み式の「ガラケー」であり、

もちろんパソコンも持っていなかったため、

インターネットで気軽に他人のブログを見たり、

知らない情報や有益な情報を調べたりなどということは

全く出来ませんでした。

 

とにかく自分で参考書を買い、本を読み、

ひたすら解説の内容を覚えるという作業の繰り返しです。

 

その中でも、英語については多くの問題を解いているうちに、

 

「この単語はきっとこんなニュアンスで使っているんだろ(´-ω-`)」

 

と、少しずつその単語が持つ「コアイメージ」を

当時の自分なりに形成していました。

 

 

そして自分の希望する大学に合格し、

 

その後社会人になって海外に興味を持ち、

 

英会話を勉強しはじめ、

そして今は英語講師をやっています。

 

 

そんな今になって思いますが、

 

当時死ぬ物狂いになって、意味は分からずとも暗記した

英語の知識は確実に役に立っています。

 

その当時は今ほど英語を深く追及したり、

認知言語学の側面から捉えてみたり、

といったことはもちろんしていません。

 

しかし、当時覚えた知識は時が経ち、

色々な経験を積み、

違った角度から見つめ直してみることで、

バラバラに点在していた欠片が少しずつ一枚の絵になっていきます。

 

もちろんその絵は未完成です。

 

勉強に終わりはありません。

今でも日々新たな発見があります。

 

しかし、もしあの時、

英単語や英熟語、文法、構文を必死に暗記した経験がなければ

今から当時と同じように勉強時間を確保すること、もしくは

今と同じレベルの指導を生徒達にすることは想像が出来ません。

 

 

ただ「暗記は良くない」といった意見、

「暗記ではなく本質や実践を重視すべき」

といった意見もあると思いますが、

 

特に英語については、

 

まず単語や熟語や文法を「とりあえず覚える」こともなしに、

 

どうやって圧倒的に実際に英語を使う機会の少ない日本の学生たちが

 

体系的な知識を獲得し、それを正しく実践していくのでしょうか。

 

冷静に考えれば、意味や本質は分からずとも、

 

ある程度の基本的な語彙や文法事項を押さえていない限り、

 

英語を正しく書いたり、発話したりといったことは不可能です。

 

 

今の子供たちの周りは、私の時代に比べ、

情報と機会で溢れています。

 

それはそれで良いことですが、

 

「楽なテクニック論」や「確実な成功法」など、

確証もない誘惑に晒される危険もあります。

 

企業の目的はただひたすらにその成長、

つまり「利益」を求めることであるため、

テレビや新聞、雑誌の広告には

消費者の興味を引くようなキャッチーな謳い文句で溢れています。

 

 

しかし、

日々テスト勉強や受験勉強に追われている中高生達にとって、

 

「ネイティブたちと同等に英語が話せること」よりも、

 

まずは目の前のテストの結果、

希望する大学に合格することが何よりもの目標であるはずです。

 

そのためには、

 

目の前にある教科書や参考書に書かれていることを必死に、

まずは愚直に暗記することが必要だと私は思います。

 

特に高校英語については

学校の授業や、週一回の塾で直接指導を受けられるとはいえ、

学習範囲が膨大なため、自学習において自分なりに演習を積まない限り

満足のいく知識の獲得と定着は不可能です。

 

 

その過程の中で、私のこの記事などを読み、

 

「なるほどね(@_@)」と

一部のパズルのピースが繋がればいいのです。

 

皆さんが歳を重ね、経験を積み、

物事をまた違った観点から見つめられれば、

またさらにそのピースは大きく繋がっていきます。

 

 

何事も「意味」は後から付け足せます。

 

そもそも「生まれて死ぬ」というだけの人生に「意味」はないんです。

 

そんな意味のない人生に

自分なりの「意味」を付け足すことで、自己満足感・肯定感を得たり、

最後に「幸せだった」と言えるのです。

 

しまった、

こういうインチキ哲学みたいな話をすると

皆から嫌がられるので止めておきます(ーー;)

 

 

ってことで、

特にこれから高校1年生になり、

高校英語に挑んでいく子達。

 

もしくは今、何かに躓いていたり、

伸び悩みを感じている子達へ。

今のあなたに「意味」や「本質」は+@に過ぎません。

 

まずはなりふり構わず

目の前のテキストの内容を暗記し、

膨大な演習量をこなすことをおススメします。

 

その中で、何かの気付きを得たり、

壁を乗り越える瞬間がきっと訪れます。

 

 

今日はこの辺で。