こんにちは。

 

今回は動詞の「現在形」について書こうと思います。

 

現在形は中学生の最初に勉強する

最も基本的な動詞の形です。

 

「I am a student.」 とか

 

「I practice the piano every day.」 とかね。

 

ただ、この現在形の概念をキッチリと理解していないと、

高校生でもミスをすることが多々あるので、

非常に大切です。

 

 

まず、一言に「現在形」と言っても、

現在のことを表すだけでなく、

様々な文を表すために使います。

 

①現在の状態を表す

「I love strawberry ice cream.」

「私はイチゴアイスが大好きだ。」

 

現在の習慣的行為を表す

「I always eat breakfast.」

「私はいつも朝食を食べる。」

 

一般的事実や真理を表す

「The earth goes around the sun.」

「地球は太陽の周りを回っている。」

 

確定的予定・計画を表す

「Our train leaves at 10:00.」

「我々の(乗る)電車は10時発だ。」

 

時・条件を表す副詞節では現在形を用いる

「If it rains tomorrow, I’ll stay home.」

「もし明日雨なら、家にいよう。」

 

 

中学生の時は

「現在形」は「今のことを表すために使う」

という知識で十分でしたが、

 

高校生になると

いきなり上のような

「現在形の様々な用法」を勉強するため、

 

「は?( ;∀;)」ってパニックしたり、、

 

「覚える必要あんの?(ーー;)」

って思っちゃったりするんですね。

 

 

さらに、英語の「時制」については

 

「必ずしも日本語訳と一致するわけではない」ため、

 

「日本語の訳だとこうなのに

なんで英語だとこう書くの(゚Д゚;)?」みたいな

 

混乱が生じるんですね。

 

なので一つ一つ丁寧にしっかりと

使い方を理解しておく必要があります。

 

中学生にとっては高校生になる前の予習として、

高校生にとっては復習として読んでもらえればと思います。

まず、英語を勉強する上で、

何事も「コアイメージ(中心となる意味)」

というのを押さえておくことが

大切だと私は思っています。

 

 

「現在形」について教科書や参考書などでは

上に挙げたように、

 

①現在の状態を表す

②現在の習慣的行為を表す

③一般的事実や心理を表す

④確定的予定・計画を表す

⑤時・条件を表す副詞節では現在形を用いる

 

ってな感じで、

いかにも堅っ苦しく載っているんですが、

(仕方ないんですが(ーー;))

 

分かりやすく覚えるに越したことはないですよね。

 

 

「現在形」のコアイメージとしては

 

「過去・現在・未来形」や、

 

「普段そうなんです形」など、

 

なかなか面白い覚え方をおススメする人がいます。

 

ここではこれらをミックスして、

 

「現在形」とは、

「過去から未来まで普段そうなんですよ、

確定してるんですよ形」

 

としましょう(゚д゚)無理やりパクリ!

 

いや、これだけ覚えていれば

上の5つの用法を丸暗記する必要なんてありません。

 

ちょっとカッコつけて言えば、「現在形」とは、

 

「過去から未来まで

基本的に変わらない事実や確定事項」

 

を表すために使います。

 

 

この「コアイメージ」をもとに、

先ほどの文をもう一度見ていきましょう。

 

現在の状態を表す

「I love strawberry ice cream.」

「私はイチゴアイスが大好きだ。」

 

→アイスを食べるときは普段基本的にはイチゴアイス。

 たまにチョコも食べるけどね( *´艸`)

 

 

現在の習慣的行為を表す

「I always eat breakfast.」

「私はいつも朝食を食べる。」

 

→普段基本的には朝食を食べるよ。

 前日飲みすぎた時はシジミの味噌汁に限る(-_-メ)

 

 

一般的事実や心理を表す

「The earth goes around the sun.」

「地球は太陽の周りを回っている。」

 

→この事実が変わったらヤバイよね(゚Д゚;)

 過去から未来まで絶対に変わらないこと。

 

 

確定的予定・計画を表す

「Our train leaves at 10:00.」

「我々の(乗る)電車は10時発だ。」

 

→これから乗る電車の話だからといって「will」などは使いません。

 だって電車の時刻表ってそうそう簡単に変わるものじゃないし、

 旅行の計画だったら前もってこの時間の電車に乗ることは

 確定させているはず。

 

 

時・条件を表す副詞節では現在形を用いる

「If it rains tomorrow, I’ll stay home.」

「もし明日雨なら、家にいよう。」

 

→こちらも「tomorrow」という言葉があるからといって

 「will rain」などとは書きません。

 

 「もし雨が降るという事実が起きたら」、

「もし雨が降るということが確定したら」

 

 と条件を述べているだけです。

 

 「will」使って、「雨が降るだろうな」と予想していたり、

 「雨が降るつもりなら」なんていうのもおかしいですよね。

 

 

ね。

 

特に④や⑤の文で高校1年生達は

「は?( ;∀;)」ってなるんですね。

 

「これ未来のこと言ってる文じゃん。

未来のことはwillを使うんでしょ?」って。

 

中学生の時に

 

「未来のこと、これからのことはwillを使う。」

 

って覚えてしまうと、

ここでパニックになるわけです。

(だから私はwillの説明をするときに

「未来形」という言葉は絶対に使いません)

 

ちなみに「willのコアイメージ」は未来ではありません。

未来のことは誰一人分からないんですからね。

(willの詳しい説明はまたいつか…(+_+))

 

現在形とは「過去から未来にわたる事実形・確定事項形」なんです。

 

だから、

 

「その人の普段の状態」「普段やっていること」

 

「基本的に変わらない心理や、算数の計算式、ことわざ」

 

「確定している計画・予定」

 

「予想や意志を表すのではなく、

『実際に、事実こうだったら』

と条件や時」を述べる文では

 

すべて現在形を使うんです。

このことをちゃんと理解していれば

次のような問題に引っかかることはありません。

 

これはよく中学生から受ける質問です。

(高校生でもたまに似たような間違いをします。)

 

例)A:あなたは先生なんですね。

   何の教科の先生ですか?

 

B:私は英語を教えているんです

 

 

→この文は「現在形」で書くべきですか?

 それとも「現在進行形」で書くべきですか?

 

もう分かりますよね。

 

「教えている」と訳だけ見れば

「~している」だから「進行形」っぽいですが、

この文が表しているのは

Bさんが「普段教えている教科」のことです。

 

なので、

 

「I teach English.」

 

と「現在形」で書くべきですよね。

 

 

では次の問題はどうでしょう?

 

例)A:今日は道がやけに混んでるね。

B:ああ、さっき事故があったみたいで、

  大きなトラックが道をふさいでいるんだよ

 

 

この文は「現在進行形」で書くべきです。

これは事故の時の

「一時的な状態を表している文」だからです。

大きなトラックが普段いつも道を

ふさいでいるわけではないですよね。

 

 

このように、

上記2問とも「~している」という

日本語訳の問題ですが、

日本語訳だけで判断をすると必ずミスをします。

 

冒頭にも言いましたが

「日本語訳と英語は必ずしも一致しないから」です。

 

単語にしろ文法にしろ、

しっかりと概念(コアイメージ)

理解して勉強するよう心がけましょう。

 

 

今日はこの辺で。