令和3年度 長野県高校入試分析

こんにちは。

昨日行われた「長野県公立高校入試」の問題がインターネット上に掲載されていたので、

4月から中3生になる子達向けに、英語について私なりの分析を書こうと思います。

【難易度】

全体としては去年と難易度は変わりません。

しかし、内容一致問題について変化がありました。

これについては後述します。

また合計設問数が37問から33問に減りましたが、

このことが解答時間に影響を与えることはないでしょう。

【文法】

全体として問われている文法は標準レベルです。

学校のテスト対策をしっかりと行い、

これまでの学習内容がちゃんと定着している子であれば解けない難問は出ていません。

【資料読取】

今回は「買い物レシート」から営業時間や商品の値段等について情報を読み取る問題でした。こちらは英検3級の問3Aによく似ていますね。

しかし、大きな変化の一つとして「このレシートから読み取れることを正しく表している英文をア~エから全て選びなさい。」という設問がありました。

このタイプの問題は「結局正解がいくつあるのか分からない」ため、より正確に資料を読み取り、判断する力が必要となります。

また昨年に加え、「次の英文の内容を最も適切に表している絵を選びなさい。」といった問題も出されました。こちらについては文章も平易ですし、キーワードを押さえれば簡単に解くことが出来ます。

【長文】

2題出題された長文の内容は標準レベルです。

前半の「ツバメ」に関する長文では

記事のタイトルを選ばせる問題、

「ツバメの巣作りが難しくなっている理由を述べている段落はどれか?」「次の文を加えるべき箇所はどこか?」といった文章の流れを理解しているか問う問題も出ていました。

またこちらでも「3人の会話の内容と合っている英文をア~エから全て選びなさい。」という設問がありました。

後半の長文「世界の水問題」

中学生では習わない単語が多く登場しました。

それらについては※注で意味が載せてあるので、普段から※注を参考にしながらスムーズに読む練習が必要となります。

また前年に引き続き、段落ごとにタイトルを付けさせる問題が登場しており、「この段落の内容をまとめると何なのか」、「結局何を伝えたいのか」を瞬時に判断する力も必要となります。

【傾向と対策】

ここからは来年に向けてどのように勉強をしていくべきかについて書いていきます。

・文法

まず去年までと同様、「長野県公立高校入試」では

上級レベルのテキストをやっていないと分からないような難問はまず出てきません。

普段学校や塾で習った学習事項を丁寧に理解し、積み重ねていけば全て解ける問題です。

特に文法については、やたらめったらに色々な参考書を買ってやるよりも、

学校で配布されているテキストや塾で配布されたテキスト・宿題についてしっかりと取り組むことが大切です。

また本番では、純粋に文法力を問う問題の割合は非常に少ないんです。

ではそれでもなぜ文法力が必要かというと、それは「長文を読むため」です。

普段の英語の勉強時間の配分として、文法問題に多く取り組み、長文は少し取り組む、という人もいるかも知れません。しかし、「文法はあくまで長文を読むための土台」であり、文法がある程度分かっていても、長文が速く、正確に読めなければ結局得点に繋がりません。

長文に苦手意識を持つ子が多くいますが、ある程度基本文法を押さえたら、なるべく多くの時間を長文問題に取り組むように励んで下さい。

・長文

長文については難解な文章でなく、「ツバメ」や「水」についてといった取り組みやすい題材のものです。「内容一致」「空所補充」「段落要約」など、バランス良く出題されているため、普段から300語~500語程度の長文問題に多く触れておくことが大切です。

しかし注意しなければならないのは、内容一致問題で「合っているものをア~エの中から全て選びなさい。」というものが出されました。つまり、「結局いくつ正解なのか分からない」ため、より正確に文を読み、正確に正解or不正解の根拠を見抜く力が必要となります。

私の生徒の中には、長文問題を解いた後、「なんでこれが正解だと思ったの?」と聞くと、「え~と…確かそんな文があったと思うんですよね…」のような非常に曖昧な答え方をしていたり、もしくは私が質問した後で急いで正解の根拠を探し始める、という子もいます。

それはつまり、自分で問題を解いている時に、「正解or不正解」の根拠をハッキリさせずに答えを選んでいるということです。それはダメ。

普段の長文練習において、内容一致問題があった場合、必ず「正解or不正解」の根拠をハッキリさせるようにして下さい。

・図表読み取り

ここ最近の傾向として表やグラフ、パンフレットを見ながら答えさせる問題が必ず出ています。

「図表読み取り」と聞くと「うわ( ;∀;)」という顔をする子もいるんですが、

読み取らなければいけない情報は非常にシンプルに書かれています。

とはいえ問題形式に慣れていないと少し戸惑うと思うので、

学校や塾で宿題として配布されているようならそれを、

配布されていないようであれば自身で

「図表読み取り」に焦点を絞った参考書を一冊買い、

やっておくことをおススメします。

・英作文

英作文の問題は今年は今年は2題と少なめでした。

1つ目は5~6語程度で書かせる短めの英作文なので、こちらも基本文法をしっかりと押さえておけば決して難しいものではありません。

2つ目は「条件英作文」です。

今年のお題は「ツバメの数が減っていることについてあなたはどう思うか?(10語以上)」というものでした。

こちらは10語以上なので大体2文書ければ問題ないのですが、

多くの子は「簡単な理由や意見」を難しく表現しようとする傾向があります。

また「理由自体が思い浮かばない」という子も散見されます。

これへの解決策は単純です。

「英作文の練習量を増やすこと」です。

英作文では「正確な英文を書けること」はもちろん大切ですが、

「ネタをたくさん持っていること」も大切です。

よって、英作文に特化したテキストを1冊買い、まずは自分で書いてみる。

そして模範解答を見て、「こんな意見書けばいいんだね」あなたというネタのストックを増やして下さい。

もし自分の解答に自信がなければ学校の先生や塾の講師に添削してもらうといいでしょう。

以上、私なりの分析とアドバイスでした。

そして、ここからは長野県の新中学3年生の皆さんへ。

こちらは昨年のアドバイスと同様の内容です。

長野県の公立高校入試はテスト本番の点数も重要ですが、

それ以上に普段の学校の定期テストなどが関係する

「内申点」が受験の大きな鍵を握っています。

本気で志望校に受かりたいなら、

自分の意志で人生を歩みたいのなら、

4月からは思い切り勉強をして下さい。

強い意志さえあれば、

行動さえ起こせば、

変わる勇気さえ持てば、

人は、そしてあなたの未来は、1年でいくらでも変わります。

出来るかな~( ;∀;)

という人へアドバイス。

毎日図書館に行って下さい。

毎日塾に行って下さい。

ただそれだけです。

週一回塾へ行って、宿題をやるだけでは成績は伸びません。

本当の学力向上とは授業以外の場で起きるんです

学校や塾の授業はそのキッカケに過ぎません。

やるのはあなたです。

そしてそんなあなたを私は全力でサポートします。

今日はこの辺で。

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